ホーリーと交通量とマナー
今、北インドではホーリーのお祭りが行われている。水風船を投げ合ったり、カラフルな粉を掛け合ったりするインドで有名なお祭りだ。この時期は外国人は外に行くことを控えた方が良いとも言われている、結構もみくちゃになるお祭りだ。
かくいう私も夕方までは家にこもって自分の勉強をしていたのだが、急に夕方、日本の唐揚げが食べたくなって、SaketにあるEbisuという日本食料理屋に向かうことにした。リキシャになって移動していると、あることに気づく。交通量がめちゃくちゃ少ない。
体感、いつもの15分の1くらいだろうか。走っている車の数が少ない。そして物乞いの人もいない。道端を歩いている人は、たまにホーリーの粉でカラフルになった人を見かけるが、そもそも外を出歩いている人が少ない。いつもだったら30分以上かかる道を、スイスイ進んでいく。10分くらいで着いてしまった。
そして一番驚いたのが、交通量が少なくなったことで、世界最悪のデリーの交通マナーが改善されている。とある交差点は、いつもカオスofカオスな感じで道路の中心に車が止まってしまって完全にスタックするのがザラなのだが、今日はちゃんとしっかりみんな信号を守っていた。というかこの交差点に信号があったことに今日気づいた。
デリーの交通マナーの悪さは、これまではインドの教育水準の低さや、インド人的なマナーの悪さからくるものだと思っていた。しかし、交通マナーに関してはそもそもの交通量の多さというのもかなり大きな要因を占めているのではないかという感想を持った。人が多すぎるが故に、マナーの悪い(とされる)運転をしないと進んでいかないのだろう。
メトロが発達して車の交通量が減れば、多分交通マナー自体もある程度は改善されていくのだろうと思った。
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