カジューのインド徒然草

インド(ニューデリー在住)。旅行記を中心にインド生活を綴る。ヒンディー語も勉強中。20代中盤のインド大好き若手駐在員の徒然なる日常を書き記します。

第19回インド旅行記 マイソール(Mysore)

前回:第18回インド旅行記 バンガロール(Bangalore) - カジューのインド徒然草 (hatenablog.com)

 

バンガロールから車で3時間弱、マイソールへの旅。バンガロールで朝食をとり、水を購入し、いざ出発。道中、南インドの田舎道を走ることになったのだが、私の印象としては、北インドよりも角の生えた牛が多く、体格もしっかりしている。そもそも種類が違うのかもしれない。そして、もう自然が日本とは全然違うし、インドの他の地域とも違う。インドって広いな大きいな、といつも思う。途中で変な形の山も見つけて、面白かった。

道で見つけた変な山。

 

マイソールのお目当ては、マイソールパレス、Chamundi Hillという丘の上にある寺院の2つ。他に、南インドの名物というか基本の食事であるミールスと、人気のチョコレート店があるそうなので、マーケットもぶらぶらしながらその辺を回ろうと思っていた。

 

早速マイソールパレスへ到着

パレス入り口の門。もう豪華な感じが出ている。

宮殿と広場。この広場では有名なアーティストがライブを行うことも有るらしい。

殆ど事前知識なしで訪れたのだが、内部の豪華さは想像以上だった。そして建築のセンスがインドではないような感じがした。また、所々に象のはく製だったり、象の足で作った椅子やトラの足で作った机などが有り、悪趣味だという印象も持ってしまった。

パレス入場後すぐに、この綺麗な場所に到着。他のインドのパレスとは一味違う感があった。

いずれにせよ、宮殿内はとてもおしゃれで可愛くて豪華で、訪れる価値あり。但し観光客がかなり多く混雑していた。ほとんどがインド人であったが、ぼちぼち白人観光客もいた。中には色々な部屋が有って、特に水色で彩られた間と、豪華絢爛の装飾の間は観光客にも人気でとても綺麗だった。

水色を基調とした間。

豪華絢爛の間。

中庭の様な所があり、そこには美しい螺旋階段があった。しかしその螺旋階段の下には汚い掃除道具が置きっぱなしになっており、もうちょっとだけ頑張ってくれと思った。

オシャレな中庭。

分かり辛いが奥には螺旋階段が。そしてそこには掃除道具が出しっぱなしになっている。

 

また、マイソールパレスには数個の寺院も併設されており、その中の一つに入ってみた。祀られている神様から、寺院の形から、何から何まで北インドと違って新鮮だった。

入口からすぐの所にも南インド風の寺院がある。

 

また宮殿の前には広い庭園が広がっており、そこから眺める宮殿も絶景だった。

庭園と宮殿。



ランチ-Hotel RRR-

ランチ選んだのは、ローカルの運転手に聞いたお勧め店、Hotel RRR。

良い名前してるじゃねえか。店はほぼ満員で外にも並んでいました。


この店がRRRのヒット前からこの名前なのかは分からないが、お店の前には人だかりが出来ており、かなり賑わっているようだった。人気メニューはベジミールスとマトンビリヤニビリヤニ北インドでも食べられるので、折角なのでミールスを注文。こういうのでいいんだよ、というバナナリーフに数種類のカレー、パパド、ライス(ギー付き)が盛り付けられる。食べ終わったら自動でお代わりを持ってきてくれるタイプのお店だ。

人気のベジミールス。何が何かは良く分からないが全部美味しかった。

しっかりとミールスを食べるのは今回が初めてだったので、友人の一人でインドの食事に非常に詳しい人の食べ方を真似してみた。まず最初に、バナナリーフを水で洗うらしい。確かに良く見たら葉っぱは結構汚かった。そして、ライスに色々なカレーを掛けながら食べていくという。最初は手だけを使って食べるように努めていたのだが、カレーが普通に熱いのと、やっぱり食べにくいので、スプーンを貰って食べた。

味はとても美味しい。色々な味のカレーを楽しめて、お腹も一杯になってお得感が有った。

 

マーケット散策&博物館

その後、近くにあったマーケットをぶらぶら。

活気のあるマーケット。

時計塔を中心に、フルーツや野菜がメインのマーケットが広がる。


かなり賑わっている様子で、特に野菜やフルーツ、後はコーヒー豆が売られていた。確かにカルナータカ州はコーヒー豆の有名な産地で、インドのコーヒーショップはカルナータカ州で採れたコーヒー豆を使っていることが多い。ここマイソールでコーヒー豆を買うことは無かったが、お土産としてもかなり良さそうだった。

味のあるコーヒーショップ。

見たこと無いくらいのライムが売っている。

そしてマーケットを歩いて、近くにあった博物館へ。中は基本的に撮影禁止だった。

本当に開いているのか不安だったがチケットカウンターがあったのでほっとした。

外観から見た感じ、本当にこれ開いているのか?というくらいさびれていたが、中に入ってみると何人か外国人観光客の姿も有った。日本から寄贈された絵かなにかも展示されているという話だったが、私は見つけることが出来なかった。

 

激オシャチョコレートショップ-Naviluna-

その後、以前他のブログでも既に記載したコーヒーショップへ。

Naviluaというお店。詳細は別ブログに書いてある為割愛するが、かなりお勧め。

マイソールの激ウマチョコショップ -Naviluna- - カジューのインド徒然草 (hatenablog.com)

味も雰囲気も抜群。ホームページがやたら凝っていてインド全土に展開してそうな雰囲気なのに、この一店舗だけしかないらしい。そして一番驚いたのが、マイソールの中心地からも外れている、そんなに日本人に超有名店という訳でもないのに、店に入ったら中に日本人の奥様が3人と息子さんが1人いらっしゃったこと。最初入店した時、すっごい見られるな~、多分東アジアの人だな~と思っていたら、なんと日本語が聞こえてきてかなり驚いた。

Chamundi Hill

夕方、最後にChamundi Hillという丘の上にある寺院に行くことに。話では、丘の頂上にまず上って、そこから歩いて寺院に行くという事だったのだが、結果的には駐車場すぐそばにお土産屋さんが並ぶ参道が有り、そこを抜けると寺院が有った。参道はよくあるインドのお土産屋さんという感じ。

かなり高い丘を車で登ってきた。

車から降りてにぎやかな参道を歩く。

寺院は黄金で塗られており、とてもきれい。

メインの寺院。中は撮影禁止だが、かなり豪華。

周りには大小のサルがたくさんいた。中は写真撮影禁止なのだが、南インドのお寺という感じで、奥にご神体が有ってその前に聖職者が歩く道が有り、道の脇に並んでいる私たちにご加護をくれるみたいな感じ。

明らかにサルがいる。

よく見たらめっちゃいる。

外に出ようと、前の人について行きながら歩いていると、隣にある柵を歩いている猿とどうにも目が合う。絶対にこっち来るなよ、来るなよ、と思っているとやはり来る。ちょっと大きめの子供くらいの猿が私の肩に飛び乗って、そのまま逆側の柵へ飛び移っていった。めちゃくちゃ怖かったし、周りのインド人も大笑いしていた。

 

これで一通り観光を終えて、車に向かった。駐車場付近には牛がいたが、南インドの牛は北インドの牛よりも明らかにでかいし貫禄がある。帰りも3時間近くかけて、バンガロールの家に戻ったのであった。

なんかかっぷくが良い。でかい。



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