カジューのインド徒然草

インド(ニューデリー在住)。旅行記を中心にインド生活を綴る。ヒンディー語も勉強中。20代中盤のインド大好き若手駐在員の徒然なる日常を書き記します。

インドのカワイイカワイイ動物たち

 


 

私がインドで好きな所の一つは、町中に人間と動物が共生しているところだ。インドの町は日本とはもちろん全く違うし、世界の他のどの国と比べても特異的であると言っていい。これまで仕事や旅行で世界中の色々な国に行ってきた。ヨーロッパの国やオーストラリアなどは勿論、インドネシア南アフリカなどでも町中にこれほど動物が溢れている国はないと言ってよいと思う。これは絶対にインドのユニークな特徴なのだ。

 

確かに日本でも奈良県には町中に鹿がいるし、先進国であっても一部そういう地域が存在することはある。でもインドは、ニューデリーだろうと、デリーから遠く離れた田舎だろうと、町では牛が歩き、犬が走り、猿が屋根の上にのぼっている。

 

アフリカや東南アジア諸国など、いわゆる発展途上国と呼ばれる地域であれば、町中で動物を見ることはあるかもしれない。でも、既にGDPでは世界有数の経済大国となったこの国の、しかも首都のど真ん中で、牛が原因で車が渋滞したり、道の真ん中にヤギが歩いたり、車に猿がのぼっていたりするのを見れるというのは、やはり結構ユニークだ。他の地域と比べても特殊だと思う。

 

そんなわけで、私がこれまでにインドで出会ってきた色々な可愛い動物たちを抜粋してシェアしたいと思う。カメラロールを遡ると他にもまだまだいっぱい可愛い動物(主に犬)の写真があるので、またどこかで吐き出させて頂きたいとおもう。

定番の犬猫ちゃんたち

インドのわんちゃんは本当に人懐っこい。

夜、近づいただけでお腹を出して降伏しちゃう。もうちょっと野生感出してくれ。

お母さんのおっぱいを飲む子犬。可愛すぎてこっちがやられる。

日向ぼっこする子猫たち。頼むから俺も混ぜてくれ。

幸せそうすぎる家族
インドの日常風景

インドといえば牛。本当に日常で、どこにでもいる。

ヒンドゥー教寺院の中に居る牛。インドが過ぎるだろ、と思わず突っ込んだ。

農村地帯に行くと大体こんな感じ。

インドでは馬も現役の労働力。道路は普通に走っているし、よく結婚式で新郎新婦が馬車に乗ってるのを見ます。

観光地でも馬車。待機する馬は大体目隠しをされている。
インドならではの可愛い動物たち

くろやぎさん。お手紙ではなく謎のボール紙を食べていた。

ヤギは、デリーでは見る機会は少ないが、ちょっとデリーから離れた観光地には大体いる。

カモとヤギ。こんな共生を見たのは初めて。ちなみにすぐ近くに猿も牛もいます。

リスはデリーの街中にもたくさんいる。特に、観光地化されて草木が生い茂るエリアでよく見る。

猿も普通にいる。けど、G20開催以降、デリーで見かける機会は減ったような気がする。私がインドに来て直ぐの頃はデリーの超中心部であるコンノートプレイスとかにも普通にいたが、最近はあまり見ない。

それでも尚、今でもデリーで見かけることはある。車の上に普通に乗っているのでびっくりする。こういうのを見ると、インドで車って買えないな、と思う。

アッサム州はグワハティにあるKamakhya寺院ではヤギは神の使いと言われ崇められている。神の使いどうしで喧嘩すな。
インドを彩る鳥たち

鶏は勿論います。デリーだと、首を切られて食肉店に吊るされている姿を見かけることの方が多い。あれ、初めて見る人はかなりショックを受けるらしい。

インドで一番見かける鳥。足が黄色なのが特徴。

ラクナウで出会ったアヒルの親子。先頭と最後尾が大きめなのは、小学校の通学班と同じシステム。後ろが副班長かな。

ジャイプルにて。何の鳥か分からないが、背景もあいまって、あなた高貴すぎます。

インドの国鳥であるクジャク。デリーでも緑が多い地域では見ることができる。あなたも高貴が過ぎます。
インドでもちょい珍しい子たち

インドで以外と見ないのがブタ。神様でも無いし、食べないし。そもそも絶対数がすくないのかもしれない。

ロバもあまり見ないかも。多分この子も労働力で、後ろの石を運ばされる。

砂漠じゃなくても観光地にはいる。たまにデリーでも道路を歩いているのを見るが、レア感が高いので見かけるとテンションがちょっと上がる。

他の記事で、インド犬とのかかわり方、という記事を掲載した。記事の中で、インド政府による野良犬の収容に就いても触れたが、政府はClean Indiaを目指しており、今後野生動物の駆除に動き出す可能性もゼロではないと思っている。インドは歴史的に動物と共生してきた社会であり、特に神様である牛は特別大切にされてきた歴史がある。しかし今の政府の動きを見ていると、牛を殺したりとか強制収容したりはしないとおもうが、他の野生動物についてはガンガン駆除の方向に進んでいってもおかしくないな、とは思う。

 

もしかしたら50年後にインドを訪れて現地の子供たちと話したら、「インドに野良犬なんていたの?町にヤギがいたってホント?」とか言われるのかもしれないな、という妄想もしてしまう。インドはこれから更に発展していくことは間違いないのだが、動物との共生という"良い"インドの文化は、たとえ経済的に発展しても継承していってほしいと思う。何が良くて何が悪い文化なんて勿論決められないのだが、私はこの動物と一緒に生活している感覚が味わえるインドが大好きだ。

 

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