カジューのインド徒然草

インド(ニューデリー在住)。旅行記を中心にインド生活を綴る。ヒンディー語も勉強中。20代中盤のインド大好き若手駐在員の徒然なる日常を書き記します。

「ア、ドモ」日本人同士という気恥ずかしさ

これはインドに限った話では無いのだが、これまで色々な国に行ったが、そのどの国でもなぜだかこうなってしまうという私の恥ずかしい心のうちをさらけ出させてください。

 

海外で他の日本人に会った時のあの気まずさって、なんだろう。空港の待合室で、観光地で、すぐ近くから日本語が聞こえてきたら、まるで自分が日本人であることをバレたくないかのように口数が減る。向こうも明らかに私が日本人であることに気づいているのだろうが、目は合わさない。確認のためにチラッと見た時に丁度向こうもこっちを見ていて目が合ってしまうと、お互いサッと目を逸らす。

これって私個人の性格の問題だろうか?いや、たぶん違う。"日本人"という属性の問題な気がする。

 

頭では、せっかく海外で出会った(しかも特にインドならもっと貴重)日本人なのだから、もっとフランクに話しかけにいけばいい。そうすることで新しい出会いが生まれ、新たな発見があったり繋がりも増えたりするかもしれない。と思う。頭の中では。

でも、やはり日本人の気配を感じたりや日本語が聞こえてきたりすると、なんだか身を隠してしまうように息を潜めてしまう。

 

確かにそもそも私の性格として、そこまで初対面の人にガンガン話しかけるタイプでは無い。でも、たとえばカジュラホで出会ったフランス人観光客や、デリーで出会った韓国人観光客には話しかけられる。初対面のインド人のバイクに乗せてもらって一緒に滝を見に行き、その後家族まで紹介してもらってチャイを飲むような経験もしており、全然苦では無い。しかしながら日本人となるとなぜか尻込みしてしまう。なぜだろう。

 

インドにきてから色々な土地を旅行する中で、予測しなかった出会いが旅をさらに面白くするということは学んできたはずである。同じ日本人というバックグラウンドを持ち、丁度同じタイミングで海外に、しかもインドで出会うというのは中々の運命だと思う。きっと話してみたら面白い体験に繋がるはずである。

もしかしたら、彼ら彼女らも初めてのインドで不安でいっぱいかもしれない。私が話しかけることで彼ら彼女らにとってもプラスかもしれない。

 

よし、決めた。次、観光地で日本人らしき人を見かけたら話しかけてみよう。そこで鬱陶しがられたとしてももう2度と会うことはないだろう。自分の人間としての殻をもう一段階破るためにも、積極的に話しかけに行くようにしてみる。という決意。

ただしデリーグルガオンは、明らかな観光客以外は知り合いの知り合いくらいの近しい関係性である可能性が高いので、やめておく。ちょびっとまだびびっています。誰か、こういった心理に詳しい方がおられましたら是非教えてください。

 

youtubeを見ていたら、"インド人はインド国内ではたとえ知らない間柄でもよく話すのに、海外でインド人同士が出会うと目も合わさずに通り過ぎる"、みたいな趣旨の動画を見たことがある。

思うに、この感情に関しては、おそらく日本人という属性に限らず、"海外で出会う自国民"というシチュエーションにはある程度普遍的に一定の気恥ずかしさがあるのだろう、おそらく。しかしながら、国によってはそんな気恥ずかしさもなく挨拶する国もあるし、やはり日本人はこの性質が強いような気はするのである。

日本人でなんの気恥ずかしさもなく話しかけられる人がいたら、その人も是非教えてほしい。どんなマインドで話しかけているかを、是非知りたい。

 

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