私たちが住んでいる家のすぐ近くに、韓国文化センターという建物がある。この建物は大使館も兼ねているようだ。この韓国文化センターは、インドに赴任している日本人女性の間で、特にデリー在住界隈では知らない人はいない。何故かというと、この文化センターの中には有名なカフェがあるのだ。
大通りに面しているので、存在は認識していたのだが、中々足が伸びなかった。この家に引っ越して早半年が経つこの時期に、ついに行って見ることにした。
文化センター自体の門構えがかなりしっかりしているので、ちょっと入るのに躊躇する。入る為には入口にて住所、電話番号、名前などを記入する必要がある。訪問の目的を書く欄があるのだが、我々の前に訪問している人も基本的にはカフェ利用の方が殆どのようだった。中に入り、左手にある階段を進む。
するとそこには、想像とはやや違ったカフェがあった。想像と違うというのは、もっとオシャレな韓国系カフェをイメージしていたのだが、実際には食堂のようなイメージのレストランといった方が近いであろうか。
そして、カフェに入って驚いたのは、客層の7割程度がインド人の若者で、残り3割が韓国人の方だった。そして、結構PCやノートを持ち込んで作業をしている人も多かった。従業員は殆どが韓国人の様だったが、数人インド人の従業員もいた。
訪れたのが仕事終了後の17:30ごろだった為、元々はカフェ利用として訪れたつもりだったが、メニューを見て、ここで夕飯も食べてしまおうと思った。メニューは机まで運んでもらえるが、オーダーは机ではなくレジの所で行うちょっと謎のシステム。我々が頼んだのは、ヤンニョムチキン、チーズトッポギ、トッポギのお餅とソーセージが串に刺さっているやつ。ドリンクは2人ともスプライト。しめてお値段1,690ルピー。
待つこと数分。先ずはスプライトが運ばれてきた。
スプライトから数分、最初に届いたのがチーズトッポギ。オーダーの際にベジかノンベジかを選択できるのだが、良く分からないのでノンベジにしておいた。すると中には魚のすり身?のような物が入っていた。私は魚が苦手なので彼女に食べてもらうことに。早速チーズとトッポギを絡めて実食。美味い、うますぎる。しっかりした韓国料理の味だ。辛さもちょうどよい。smallサイズで頼んだのだが、充分なボリューム感だった。
次に届いたのが餅とソーセージのやつ。これが私の一番のお気に入りだ。カリっと焼かれた餅とポークソーセージ、それに絡む甘辛いタレ。餅の一番好きな食べ方が揚げ餅である私にはぴったりだ。というか全てボリュームが凄く、この時点でお腹いっぱいになりかけていた。
最後に届いたのがヤンニョムチキン。ハーフサイズを頼んだはずなのだが、遠くから店員さんの姿が見えると、遠目からでもこぼれんばかりなのが丸わかりのヤンニョムチキンが見えた。チキンは4ピース、それにジャガイモが付け合わせとして乗っていた。ヤンニョムチキン独特のガリガリ感のある衣、味付け、完璧です。既におなかは膨れかけていたのだが、2人で4ピースを完食。
総括すると、このDalgrakとかいうカフェ、最高です。味もとても美味しく、値段もそれほど高すぎるわけではないので、家からの近さやコスパを考えると、今後通う可能性の高いカフェだと思う。別に元々韓国料理が大好きなわけではないのだが、たまにはチヂミやらヤンニョムチキンやらが食べたくなるのが日本人だ。調べたところZomatoも対応しているようなので、気軽に頼んじゃいそうだ。南デリーはLajpat NagarにあるDalgrak(in Korean Cultural Centre)、是非お試しあれ!
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